ロボットによる衛生環境対策の時代へ
細菌やウイルス等に対する『紫外線(UV-C)照射』は、それらの細胞核のDNAやRNAを分断して不活性化し、細菌やウイルス等からの感染リスクを低減させる効果が期待されています。
海外でも紫外線(UV-C)照射を活用した感染リスク対策は実施されており、『UVDoctor Robo』は、ロボットによる自律走行機能に、細菌やウイルス等の除菌効果が期待できる紫外線(UV-C)ランプの照射機能を搭載して、安全に指定されたエリアでの衛生環境対策を行う目的で開発されました。
ご使用の想定環境
専門的な場所
手術室・研究室・工場・レストランなど
多くの人が集まる場所
公共施設・商業施設・オフィス・空港・駅・屋内各種施設など
免疫性をより高める必要がある場所
学校・高齢者施設・病院・スポーツジムなど
紫外線(UV-C)照射機能 × 自律走行ロボット機能
細菌やウイルス等を除菌したい対象物へ人が手を触れず、UVDoctor Roboが近づいて紫外線(UV-C)照射を行います。
紫外線(UV-C)照射による細菌やウイルス等の除菌
-ロボットが自律稼動してノンストップで除菌エリアの衛生環境を構築-
UVDoctor Roboと対象物の距離 | 50cm | |
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紫外線(UV-C)の照度 | 400μW/㎠ | |
細菌・芽胞形成菌 | 約90秒 | |
ウィルス (エンベロープあり・エンベロープなし) |
※紫外線(UV-C)ランプに関する情報
PHILIPS社 Ultraviolet Purification application information
製品特長とテクノロジー
PHILIPS社製 紫外線(UV-C)ランプを搭載
「低圧水銀ランプテクノロジー」と「薄膜波長フィルタリングテクノロジー」を使用するPHILIPS社製TUV30W T8ランプは、細菌やウイルス等を除菌する効果が期待できる紫外線波長253.7nmの紫外線(UV-C)を照射します。
紫外線(UV-C)ランプに関する情報
PHILIPS社 Ultraviolet Purification application information
紫外線(UV-C)を照射する事で、細菌やウイルス等の細胞核のDNAやRNAを分断し、それらを不活性化します。
ロボットによる効率的で安全な自律走行が可能
UVDoctor Roboは、Logic Robotics社製のUNO100ベースモジュールで走行し、ルート上に障害物があった場合でも超音波センサーによって自動でルート変更を行い、これを回避します。衝突の安全性を考慮した最高速度 秒速1.2m(人が歩く速度程)での自律走行が可能です。
UVDoctor Roboは紫外線照射による作業中、警告灯を点灯し警告音を発して稼動します。作業終了後は指示されたプログラムに従い自動的に紫外線ランプを消灯します。
※ 紫外線照射中は作業エリア内に立入らない様にご注意ください。もし立入られる事があります際には、サングラス・マスク・長袖等の上着を着て紫外線が体に直接あたらない様に保護してください。
マッピングソフト
UNO Studio
UNO Studioは、UNOシリーズとPC・タブレットをWi-Fiで接続することで使用するWindowsソフトウェアです。UNO Studioではマップの作成以外にも、ウエイポイント・チャージポイント・走行ルート・立ち入り禁止エリアなどの各種設定を行います。マップは付属のコントローラーを使用し実際にロボットを走行させることでも作成することが可能です。
PC・タブレットとの連動
UNOシリーズはWi-Fiで接続できる端末であればPC・タブレットを問わずブラウザ経由にてアプリケーションを実行することが可能です。
UVDoctor Roboの主な仕様
横幅×奥行×全高 | 44cm×63cm×145cm |
本体重量 | 65kg |
最高速度 | 秒速1.2m |
紫外線波長 | 253.7nm(UV-C波) |
自律稼動時間 | 4時間 |
充電時間 | 4時間 |
UVDoctor Robo本体の付属品セット
充電チャージャー
本体コントローラー
UNO Studioソフトウエア